羽田空港の新国際線ターミナルが21日開業した。31日からは32年ぶりに羽田空港に国際線定期便が復活。世界17都市と24時間営業で結ばれる。同空港の4階と5階に商業施設が設けられた。
4階は江戸の町並みを模したデザインで「江戸小路」と名づけられた。中央にイベントスペースの舞台があり、レストランとお土産用の物販の店が並ぶ。外国人に受けそうな店として、回転寿司の「ありそ鮨し」が入居。南青山の日本料理店「ありそ亭」の新業態。1皿190円からと高めだが、日本に来たからには是非寿司を味わいたいといったニーズにこたえる店となりそうだ。24時間営業の食堂やカフェもある(24時間化は31日より)。そのほか洋食では、「グリル満天星」、フレンチ「オーグードゥジュール」などが国産素材にこだわった日本発洋食の新業態を展開。
5階では「プロント」が営業するプラネタリウムカフェがある。昼間はプラネタリウムの外でコーヒーが飲めるが、朝と夜は中もカフェスペースとして開放され、幻想的な空間で休憩できる。詳しくはフードリンクレポートにて後日掲載。
羽田空港新国際ターミナル、出発ロビー。
4、5階商業施設。正面はイベントスペースの江戸舞台。
江戸の町並みを模した江戸小路。
回転寿司の「ありそ鮨し」。
プロントが運営するプラネタリウムカフェ、スターリーカフェ。
高級フレンチ「オーグードゥジュール」の新カフェ業態、「シエル・エ・テール」のバーニャカウダ風サラダとキノコオムレツ。