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フードリンクレポート


内装、シェフ、バーテンダー、マネージャー、海外修行。
〜内装、業態提案、横丁運営まで。「職人集合体」で急成長〜(4−1)
下遠野 亘氏  株式会社スパイスワークス 代表取締役社長  

2010.6.23
馬肉料理から始まり、魚貝ビストロ、鉄板焼き、そして「神田ミートセンター」、「品川魚貝センター」などの横丁業態を次々と成功させてきた株式会社スパイスワークス。建築業ならではの強みを活かした業態開発力で多方面へ展開中。4回シリーズの第1回目。レポートは村田麻未。


下遠野 亘(しもとおの わたる)氏。

内装、シェフ、バーテンダー、マネージャー、海外修行

 現在、13店の直営店、3店のFC店舗の運営を手がける株式会社スパイスワークス。もう一つの大きな柱である内装の設計施工は年間、100軒を優に超える。設計担当者が4名いて、「建築業の許可票」を持っているので、500万円以上の案件も扱える。そのため、商業施設のようなスケールの仕事も請け負うことができるのである。

 「職人の集まりなんです。だから、パッケージとして業態提案をして、施工して、後はお任せする。そんなパターンも多いです。でも、そんな中で、これもやってね、次もお願いねって、先につながっていく。要は飲食の何でも屋。そんな流れで店舗数も増えています。」と代表取締役社長の下遠野亘氏。

 2007年12月に恵比寿店がオープンした『馬喰ろう』はまさにそのパターン。一つうまく行くと、次も、となって4店舗を1から10までお手伝いし、その流れが継続している。そして、そのプロデュース対象は1店舗に留まらない。今や同社は横丁形式の複数店舗が入る商業施設プロデュースで名を馳せている。


「馬喰ろう 恵比寿」外観。
<続く>

【取材・執筆】  村田 麻未(むらた あさみ) 2010年6月10日取材

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