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フードリンクレポート


「これまでにない新しい業態を」ゼロからの開発。
〜「とんかつとサラダバー」で挑む“ロードサイドの雄”の新たなる挑戦〜(4—2)
中村 嘉利氏 株式会社エムグラントフードサービス 専務取締役

2010.6.29
ロードサイドの居抜き店舗で「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」を展開し、急成長した株式会社エムグラントフードサービス。今度はとんかつとサラダバーを組み合わせた新業態「とんかつ&サラダバー よしかつ」をオープンさせた。メイン+サラダバーというヒットの方程式誕生の裏側、今後の展開に迫る。4回シリーズの2回目。レポートは村田麻未。


青森県三澤牧場から取り寄せている山崎ポークを使った「山崎ポークロースかつ」(1575円)。

「これまでにない新しい業態を」ゼロからの開発

 これまでにない業態を作りたいという決意のもと、ゼロから業態開発する苦労を経験した中村氏。参考になるものがなくて大変だったと振り返る。「随分、いろいろなかつを食べ歩きましたね。業態として、正面からバッティングする所はないと思います。ロードサイドでかつ、といえば『アークランド』ですが丼ものがメインですし、あるとすれば『和幸』ですが、価格帯が全く違います。向こうの方が高いですからね。」既存の他社ブランドとかぶらないポジショニングを確保している。
<続く>

【取材・執筆】  村田 麻未(むらた あさみ) 2010年6月17日取材

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