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フードリンクレポート


「アイオン」「パルコ」続々できる商業施設の集客装置は日本食。
〜シンガポールの日本食は深化。本格ブーム始まる。〜(6—2)

2010.7.6
セントーサ島とマリーナ・ベイの2ヶ所にカジノリゾートが誕生し、その周辺でさらなる開発が続き、好景気に沸くシンガポール。金融、医療だけでなく観光でも世界中から注目を集める国となった。特に、中国からの観光客が急増している。そんな中、タクシー運転手も「日本食が好きだね。ちょっと高いけど」と言うほど、日本食文化が浸透している。そして、さらに深化を始めた。6回シリーズ。レポートは安田正明。


「アイオン」で行列のできる「和民」。

「アイオン」「パルコ」続々できる商業施設の集客装置は日本食

 アラブ人が多く住むブギスに昨年3月に商業施設「イルマ」が開業。その3階に昨年5月、日本食のフードコート「恵比寿星商店街」が誕生した。400席以上の席数をもち、北海道居酒屋「つぼ八」を始め、メイド服のしゃぶしゃぶ「寅しゃぶ」、とんかつ「勝味屋」、北海道ラーメン「麺や万平」、広島風お好み焼き「鉄板の星」、すし「三四五」、甘味処「すうぃーとぶらざーず」の7店が出店。ちなみに、シンガポールの商業施設は、全店がオープンできなくても先行して開業する。


「恵比寿星商店街」外観
<続く>

【取材・執筆】  安田 正明(やすだ まさあき) 2010年6月24〜27日取材

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