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フードリンクレポート


インドで焼鳥チェーンを計画。
〜インド料理で25年「マンダラ」、インドで日本食展開をめざす〜(3−3)
外ノ池祐太氏 株式会社西インド会社 代表取締役

2010.9.22
東京・神保町で25年間続くインドレストラン「マンダラ」。世界の秘境ツアーを1973年から手がける株式会社 西遊旅行(外ノ池 愉平代表)が旅行者の情報交換場所として設けた店舗だ。その息子、外ノ池祐太氏はインドとの長いリレーションを活かして、世界で人気の日本食をインドで展開しようとしている。3回シリーズ。レポートは安田正明。


インドで続々誕生する商業施設。

インドで焼鳥チェーンを計画

 インドは人口12億人。多様な民族、言語、宗教によって構成されている。外ノ池氏はインドとの交流経験を元に、日本食でこの巨大なマーケットを狙っている。現地法人オモテナシサービスを設立して準備を進めている。

「インド人は1つじゃない。日本人は1つと思っているようですが。ターバンを巻いてるのはシーク族、政財界に強い影響力があるのはパルシー族など、無数に民族があります。大きく北と南で性格が異なる。北は植民地で占領された経験からずるがしこい。南は暑さのせいか占領されず古い建物が残り、街が綺麗で明るい。食べ物で言えば発酵文化があるのも南。両者は仲が悪い。IT産業の栄える南の方が元気。緑が多くて、カリフォルニアをイメージして土地開発が行われています。米国で留学した若者も多く、海外料理も受け入れやすい。」
★続く。

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2010年9月8日取材

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