500ml、5千円のオイルで揚げた「SOLVIVAドーナツ」。
〜健康な食をリーズナブルに提供する「有機茶寮」〜(2−1)
竹内浩徳氏 ソルビバ株式会社 代表取締役
2010.12.5
竹内浩徳氏は株式会社マルシェの元専務取締役。今年4月に同社子会社からオーガニックカフェ「有機茶寮」など大阪の4店舗を譲り受け、ソルビバ株式会社を設立して独立した。トランス脂肪酸ゼロのオリーブオイルで揚げたドーナツを開発し、大阪なんばシティの店舗で8月から発売した。東京からもわざわざ買いに来るなど健康志向の強い消費者を捉えている。2回シリーズ。レポートは安田正明。
竹内浩徳氏。株式会社マルシェの元専務取締役から独立。
・500ml、5千円のオイルで揚げた「SOLVIVAドーナツ」
「SOLVIVAドーナツ」は2種。プレーンは1個150円。奄美・多良間産の黒糖を使った黒糖味は180円。大阪なんばシティ2階のオーガニックカフェ「有機茶寮」にて今年8月21日に1日限定500個で発売した。テイクアウトだけでなく、店内でも食べることができ、大阪のみならず東京の健康志向の強い消費者の間でも話題となっている。
「SOLVIVAドーナツ」プレーン(左)と、黒糖味。
人気の秘密は、トランス脂肪酸ゼロの希少な天然オリーブジュースオイル「キヨエ」を100%使って揚げた点。
トランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニングなど「硬化油」と呼ばれるものに多く含まれている。ショートニングはファーストフード店などでカラっとした食感を維持するために使われているオイルだ。食用油の製造工程で、酸化・劣化しにくくするために水素添加され、その時にトランス脂肪酸が発生する。
★続く。
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