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女性向けFCパッケージ「有機茶寮」。
〜健康な食をリーズナブルに提供する「有機茶寮」〜(2−2)
竹内浩徳氏 ソルビバ株式会社 代表取締役

2010.12.7
竹内浩徳氏は株式会社マルシェの元専務取締役。今年4月に同社子会社からオーガニックカフェ「有機茶寮」など大阪の4店舗を譲り受け、ソルビバ株式会社を設立して独立した。トランス脂肪酸ゼロのオリーブオイルで揚げたドーナツを開発し、大阪なんばシティの店舗で8月から発売した。東京からもわざわざ買いに来るなど健康志向の強い消費者を捉えている。2回シリーズ。レポートは安田正明。


人気の「大豆と山菜の和風玄米カレー」680円。

女性向けFCパッケージ「有機茶寮」

 ソルビバは「有機茶寮」の他に、レストラン「SOLVIVA」(梅田)、ブッフェ「里山の食卓」(阿倍野)、鉄板焼「SOLVIVA & TAJIMA」(千里中央)の4店舗を展開している。安心安全な食を、リーズナブルな価格で提供することが同社の使命。

 竹内氏が狙うのは「有機茶寮」のFCでの多店舗化。

「有機茶寮はスターバックスさんとは客層が違います。20後半から30代がメインです。40歳の方も多く、上は70歳。安心、信頼できるものしか使わないことで支持されています」と竹内氏。ランチ時には訪問したが、1人で食事に来た70歳代とみられる男性を2人見かけた。

「4店舗を譲り受けた時は全店赤字でした。経費を徹底的に見直し、ドーナツを開発。有機茶寮では前年比90%ほどでしたが、ドーナツを導入して100%を超えました。店内30席で月商は700万円。内、ドーナツなど物販は15%。原価率28%で、営業利益は2割残ります。」


「有機茶寮」 外観。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2010年12月4日執筆

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