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【京都特集③】「そうだ、京都へ行こう。」の仕掛け人。飲食店、観光から京都をプロデュース
会席と居酒屋の間にある新業態へ。(2−1)
川村裕文氏 株式会社カランド 代表取締役社長

2010.12.26
何かにつけて東京の店がクローズアップされる外食業界。しかし、東京以外の都市にこそ、まだ知られていない注目すべき面白い店があり、学ぶべき外食経営者たちがいる。地方発の業態やメニューがブームになることも増えてきた。そんな注目の都市を毎月一つクローズアップ。東京では出会えないオリジナリティある外食企業を紹介する。第1弾は京都。3人の経営者が登場。各2回シリーズ。レポートは村田麻未。


株式会社カランド 代表取締役社長 川村裕文氏。

「そうだ、京都へ行こう。」誰もが知るこのJR東海の京都キャンペーンのプロジェクトメンバーの一人が、川村氏だ。京都に留まらず、東京駅「KITCHEN STREET 黒壁横丁」内の店舗や大阪の「道頓堀極楽商店街」のプロデュースなども手掛ける。

 元々は広告代理店勤務。商品のネーミングやキャペーンタイトル、売り場構成まで考えるセールスプロモーション関連の仕事をしていた。しかし、しがらみの多い業界。嫌気が差して、1995年に独立。飲食の世界で仕事を本格的に始めた。

「もともと飲食店が好きでした。お客さんからのダイレクトな反応を感じることができる世界だからです。独立するにあたり、

★続く。
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【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ)  2010年12月14日取材

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