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北海道を世界に売る。
〜“北海道”を武器に台湾出店。〜（２−２）
広瀬正人氏 有限会社ティークリエイト 代表取締役
2011.1.25
外食企業のアジア進出が盛んだが、札幌でわずか５店舗を経営する企業が昨年１０月、台湾に出店した。その強みは“北海道”ブランド。広瀬正人氏はバックパッカーとして世界を放浪した経験を持つ、逞しい国際人。台湾への意気込みを聞いた。２回シリーズ。レポートは安田正明。
「北海道ダイニング 土やさい」（台北市中山区中山北路二段27巷14号1F）。
・北海道を世界に売る
出店したのは北海道の名称を冠した「北海道ダイニング 土やさい」。台北市の日本企業の集まるエリアにある。１年間、毎月台湾に通い、ゼロから人脈を築いた。
「一番の繁華街に出したかったですが、坪５万円とかめちゃくちゃ家賃が高い。無理してやるより、日本人が多い場所でやった方がいいんじゃないかとアドバイスされ、日本企業の多いエリアの裏路地で決めました。８０坪です。一部を事務所にして６０坪が店舗。６０席とゆったりめにとって、本物の北海道を感じてもらう内装にしました。投資額は２千８百万円。今までの店で一番金がかかっています（笑）」
緑色を基調としたスタイリッシュな内装。
★続く。
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