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1年間、メディアが来るのを待ち続けた。
〜ストーリー・カフェ登場!メルヘンで集客する「ハティフナット」〜(3−2)
高嶋渉氏 株式会社L・B・W 代表取締役

2011.2.3
2003年、東京・高円寺にメルヘンカフェ「ハティフナット」が誕生。その1年後から、週末には各地からの女性客で行列ができる人気店に。さらに最近は“森ガール”ブームも人気を加速し、09年には吉祥寺に2号店をオープンさせた。代表の高嶋氏は元パティシエで、ワクワクさせる企画が得意。“ストーリー・カフェ”業態と名付けたい。3回シリーズ。レポートは安田正明。


「ハティフナット」高円寺店。高さ130センチのドアを開けると、ストーリーが始まる。

1年間、メディアが来るのを待ち続けた

「高円寺のウチのおばあちゃんの実家でした。もと電気屋です。そこが辞めるというので貸してもらった。内装は大工の父と2人で作りました。1人だけで始めたんです。朝7時に店に入って、本日のケーキを作って、手打ちの本日のパスタも作った。いいものを数が少なくてもちゃんと提供したいと思いました。」

「ハティフナット」は民家の外観のままで、子供しか入れないような小さいドアがあるだけ。初めての方は何屋か分からない。最初の頃はドアを開けても帰ってしまうお客が多かったという。それが彼の狙い。

「メディアに取り上げられ易いかなと思ってわざと分かりにくくしました。一度メディアに取り上げられると、お客さんは来るという根拠のない自信がありました(笑)。お客さんも人がくぐって入る姿を見たら、気になって入りたくなるでしょう。」


増築する前の元からある店内。壁にかかるアートは2週間単位で作家が変わる。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2011年2月1日取材

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