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新しい波を取り込めるか?「品川フロントビル」と駅前飲食店街。
〜【あの街は今どうなっている?】品川編〜(2−1)

2011.2.9
飲食店を見れば、その街の“今”が見えてくる。注目の街を歩き、飲食店を通して街の今をレポート。外食の新たなビジネスチャンスも見えてくる!?今月は、商業ビルや高層マンションが次々と建てられ、人口も増加した品川・田町・浜松町を取り上げる。第2弾は品川フロントのオープンなどで話題の品川。2回シリーズ。レポートは西元良枝。


商業施設やオフィスが増えて、注目が高まる品川駅港南口エリア。

新しい波を取り込めるか、「品川フロントビル」と駅前飲食店街。

 品川の東側はかつて海であり、大部分は明治時代以降に埋め立てられた造成地である。高輪を後ろにひかえた西側に比べると、東側は従来工場や倉庫などが広がる地帯。しかし80年代後半から再開発が進み、工場や倉庫のあった跡地にはタワーマンションと超高層ビルが建設された。さらに2002年東海道新幹線品川駅が開業し、名古屋・関西地区へのアクセスが向上。今では都内でも有数のオフィス街及びマンション街へと劇的な変貌を遂げたのである。

 今回は、品川駅港南口に広がる駅前地域から旧海岸通りに突き当たるまでのエリア(下記地図の赤線内)、そのなかでも「品川フロントビル」と駅前の飲食店街に注目する。


より大きな地図で 品川エリア を表示


東京中央卸市場から望む高層ビル群。

 駅前に広がる飲食店街は、品川の中でも昔の面影を残している一角である。古くから続いている居酒屋や小料理屋、大手チェーン店、そして新興勢力であるお洒落なバールまで、狭いながらも店舗数は多い。ランチタイムも店を開けて、周辺のオフィスで働くビジネスマンをこぞって取り込もうとしている。

★続く。
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【取材・執筆】 西元 良枝(にしもと よしえ)  2011年2月7日執筆
兵庫出身。某新聞社発行の季刊誌にて健康・料理のページの編集を担い、現在はフリー。趣味は流行りのダイエットに手を出すこと。紆余曲折を経て、今はラン&バイク。おかげでおなかはいつもぺこぺこ。美味しい料理と酒を求めて流離う日々。

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