商業施設やオフィスが増えて、注目が高まる品川駅港南口エリア。
・新しい波を取り込めるか、「品川フロントビル」と駅前飲食店街。
品川の東側はかつて海であり、大部分は明治時代以降に埋め立てられた造成地である。高輪を後ろにひかえた西側に比べると、東側は従来工場や倉庫などが広がる地帯。しかし80年代後半から再開発が進み、工場や倉庫のあった跡地にはタワーマンションと超高層ビルが建設された。さらに2002年東海道新幹線品川駅が開業し、名古屋・関西地区へのアクセスが向上。今では都内でも有数のオフィス街及びマンション街へと劇的な変貌を遂げたのである。
今回は、品川駅港南口に広がる駅前地域から旧海岸通りに突き当たるまでのエリア(下記地図の赤線内)、そのなかでも「品川フロントビル」と駅前の飲食店街に注目する。
より大きな地図で 品川エリア を表示
東京中央卸市場から望む高層ビル群。
駅前に広がる飲食店街は、品川の中でも昔の面影を残している一角である。古くから続いている居酒屋や小料理屋、大手チェーン店、そして新興勢力であるお洒落なバールまで、狭いながらも店舗数は多い。ランチタイムも店を開けて、周辺のオフィスで働くビジネスマンをこぞって取り込もうとしている。
Copyright(C) FOODRINK CO.,LTD All Rights Reserved |