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【仙台・福島特集】
原点はボーイズバー。
〜面白可笑しいメニューで、お客様に笑いと元気を!〜(2−1)
高野寿治氏 有限会社いろいろアミューズメントサービス 代表取締役

2011.2.22
「大衆御氣楽料理店」「脱力酒場 それゆけ!ピヨピヨ丸」など面白い店名とメニュー名で若い女性に人気の外食企業が福島市にある。社名も、いろいろアミューズメントサービスとユニーク。同市を中心に7店舗を展開している。代表の高野氏に聞いた。2回シリーズ。レポートは安田正明。


高野寿治氏。「脱力酒場 それゆけ!ピヨピヨ丸」の店長、井上めぐみさんは第6回S1サーバーグランプリの東北地区代表。

原点はボーイズバー

 高野氏は創業者ではない。同社の創業者は松井健治氏。当時、ボーイズバーを福島市で経営しており、そこで働いていたのが高野氏だ。大手メーカーの工場で働き、夜だけのアルバイトだったが、工場を辞めて社員として働くようになった。そして、居酒屋専業に転換して、1997年に1号店、無国籍居酒屋「ガチャガチャ」(現在はない)を開店。勢いに乗って、2000年には150席の2号店「大衆御氣楽料理店」をオープンさせた。


「大衆御氣楽料理店」の看板。

「松井はボーイズバーは長い商売じゃない、食の方に移ろうとボーイズバーを閉めて居酒屋を始めたんです。『ガチャガチャ』は流行りました。当時、大手チェーン居酒屋はありましたが、個人の店はなかった。これはいけるぞ!と150席の2号店を出したんです。2店ともに相当儲かりました」と高野氏。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2011年2月14日取材

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