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週末の宴会は8割が女子会!居酒屋の女子会プランは衰え知らず。
〜まだまだ大盛況orブーム下火?2011年の「女子会」大予測。〜(3−1)

2011.3.6
昨年、そこかしこで聞かれた「女子会」という言葉。ブームに乗り遅れまいと、この1年で女子会専用プランを実施する飲食店もずいぶん増えた。今や、働く女性の半数以上が月1回以上参加するという調査結果もあり、利用者側にもすっかり定着したようにも見える女子会。ところで、このブームはいつまで続くのだろう?昨年に引き続き、2011年の女子会について気になる今後を検証してみた。3回シリーズ。レポートは伊藤由佳。


デコ菓子セットで、全員揃うまでも楽しく。新しい仕掛けも続々。

週末の宴会は8割が女子会!居酒屋の女子会プランは衰え知らず。

女子会ブームの先駆け的存在といえば、居酒屋チェーン「笑笑」だろう。「笑笑」をはじめ、「白木屋」「魚民」などを展開する株式会社モンテローザでは、女子会にいち早く注目し、2009年11月1日より関東圏223店舗の「笑笑」で女性グループ限定の食べ飲み放題「わらわら女子会プラン」を実施してきた。昨年にも取材したこのお店、今年の状況はどうなっているのだろうか。

「わらわら女子会プラン」は3名以上で前日までに予約限定。1人3500円(金・土・祝前日は3800円)で3時間まで食べ飲み放題となる。「昨年と比較して利用人数も増加しており、今後も利用が見込めると考えています」というのは、株式会社モンテローザ・総務企画課の高橋氏だ。

 プランを始めると同時に女性客の注目を浴び、開始当時の2009年11月は月間約1万人の利用があったが、現在は女子会プランだけで月間平均5万人の利用があるという。この盛況ぶりに、今では全国の「笑笑」368店舗で女子会プランを実施するまでになった。

 特に繁華街の店舗での利用が多く、20代の女性を中心に、1組あたり6〜8人のグループで友達やサークルの集まりに使われることが多い。また、30代や40代女性の場合は、職場での集まりが多数を占める。そして何より驚くのは、店舗によっては週末の宴会の8割が女子会で埋まるということだ。人気の秘訣はどこにあるのだろうか。


タレントの小森純とコラボしたメニューも話題に。


新メニューの「世界各国の料理」のひとつ、迫力のスペアリブ。


★続く。
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【取材・執筆】 伊藤 由佳(いとう ゆか)  2011年3月3日執筆

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