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湘南の魚と横浜野菜を食する、地産地消型ワイン食堂。
〜居酒屋発がぶ飲み「ワイン食堂」大ブレイクの現場〜(3−2)

2011.3.17
ただ今一大ブームとなっているのが、単価4000円台以下でワインと一緒に食事を提供する「ワイン食堂」。フレンチのビストロばかりでなく、イタリアンバール、和食などとフレンチやイタリアンとのフュージョンといった様々な業態に広がっており、大盛の料理、がぶ飲みのワイン、ターゲットは男性サラリーマンといった共通点を持っている。そういった居酒屋発のがぶ飲み「ワイン食堂」の現場を歩いた。3回シリーズ。レポートは長浜淳之介。


湘南の魚をメインにしてワインを飲ませる業態はウケるとの確信。

湘南の魚と横浜野菜を食する、地産地消型ワイン食堂。

 横浜駅より徒歩5分。首都圏でも今最も飲食が熱いエリア、鶴屋町に昨年12月12日オープンした「ヒラツカ」。“湘南の魚とワインの店”と銘打った、神奈川県産・地産地消の食材をワインで楽しむ「ワイン食堂」の新機軸だ。


外観。


店内のカウンター。

 なぜ、このような店が企画されたのか。経営するダイナックの藤谷佳樹店長は、次のように語る。

「横浜に住んでいて、スーパーに行っても神奈川県産の野菜をあまり見かけないです。改めて地元に目を向けると農家の規模は小さくても畑がたくさんあって、おいしい野菜がつくられています。漁港もたくさんあって、おいしい魚が獲れるのに意外と知られていないという思いからスタートしました。地元再発見で、お客様にも地元に目を向けていただき、地域の経済を元気にしたいです」。


★続く。
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【取材・執筆】 長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ)  2011年3月12日執筆

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