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【関西外食!めっちゃ熱いやんけ!!】
No.7 大阪下町の胃袋を満腹にせなあかん!

2011.7.27
現在、著しい成長を続けている、大阪。東京の次に日本の外食をリードする拠点でもある。大阪駅の開発プロジェクトによって、大阪の街が注目されている。また、今後は大阪駅北側に広がる梅田貨物ターミナル一帯も再開発事業の手が加わり、国際交流・教育・ビジネスの拠点へと変わる。今、日本中で最も熱い関西エリア(大阪・兵庫・京都)の熱い外食経営者達を毎日1人ずつ紹介する。レポートは小山裕史。


根本晴彦氏(株式会社オープンコーポレーション 常務取締役)

大阪下町の胃袋を満腹にせなあかん!

 今年4月にオープンした、あべのマーケットパークキューズモール。そのフードコート内で常に行列ができている店「ビビンバQ」。中でも、人気なのが20種類以上の野菜と炭焼きカルビの石焼ビビンパである。他にも、「満腹リッチ」、「炭火焼肉本町」などの焼肉業態など大阪の下町で6店舗を展開するのが、株式会社オープンコーポレーション 代表取締役 山本淳史氏。

 その山本氏を影で支えるのが、専務取締役 根本晴彦氏である。山本氏が全幅の信頼をよせる根本氏は、大手焼肉チェーン出身である。オープンコーポレーション創業の際、代表の山本氏から3ヶ月でいいから手伝ってほしいと声をかけられたのがきっかけである。キューズモールへの出店も、全て、根本氏が舵をとった。

 焼肉業態以外にも、「うどんの加賀屋」、「さぬきうどん香川西村」などのうどん業態も手がけている。業態には拘らず、また、大阪、住之江区、西成区などの下町事情を完璧までにも知りつくしたオープンコーポレーションは、年内には2店舗の出店を計画している。既存の業態には拘らず、新規業態を開発中である。低価格ワインのバール業態、和食業態、韓国業態など出店立地によって検討をしている。

 焼肉業態への世間の目は厳しい中、精肉業者と安全性基準などを徹底していく。常連さんからは、オープンコーポレーションの肉は、信用できるので、提供してほしいとの声がたくさんある。これからも、外食を取り巻く事件や事故が多発すると思うが、どんな事故が外食業界で起きても耐えられる、100年続くような会社にしていかなければならない。今後の新規業態がとても楽しみである。


■株式会社オープンコーポレーション 常務取締役 根本晴彦氏
〒550-0013 大阪市西区新町1-2-13 新町ビル
電話:06-4391-2200  店舗数 6店舗
HP:http://www.opencorporation.jp/

【取材・執筆】 小山 裕史(こやま ゆうじ) 2011年5月11日取材


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