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宮沢賢治の床屋が、盛岡じゃじゃ麺「やまねこ軒」を東京・学芸大学駅前に3/10(水)オープン。”じゃじゃ麺”ブーム始まる。

2010.3.3
 学芸大学駅東口から線路際の路地を15秒歩いた場所に、1軒屋の盛岡じゃじゃ麺専門店「やまねこ軒」が3/10(水)にオープンする。出店するのは、岩手県盛岡市の株式会社川村コーポレーション。同社の創業は明治元年に開業した「川村理容店」から始まる。宮沢賢治の作品にも登場する床屋。理容店チェーンだけでなく、東北地方で「とり鉄」のFC、フィットネス「カーブス」の地域FC本部も展開。外食では同社初のオリジナル業態で、多店舗展開を目指している。
 じゃじゃ麺は岩手県盛岡市の郷土料理。うどんのような独特の麺に、特製肉味噌とキュウリ、ネギ、生姜、そして好みによりニンニクやラー油をかけかき混ぜて食べる。「やまねこ軒」は盛岡の人気店「香醤(こうじゃん)」に習った。通常は茹でるのに15分かかる麺を使うが、同店では特別に開発した7分で茹であがる麺を使用。三軒茶屋には先行するじゃじゃ麺専門店「じゃじゃ おいけん」がある。B級グルメ人気に乗って、東京でもじゃじゃ麺ブームが始まりそう。

盛岡じゃじゃ麺専門店「やまねこ軒」
東京都目黒区鷹番3-1-4
電話:03-6412-8963
営業時間:11:00〜14:00、17:00〜翌1:00
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宮沢賢治の世界を連想させる外観。


じゃじゃ麺。大800円、中700円、小600円。特製肉味噌と、きゅうり、ねぎ、生姜を麺にからませて食べる。好みにより、ラー油やニンニク、酢を加える。


チータンタン 100円。少し残した麺に肉味噌と生卵、麺の茹で汁をかけて食べる。このスープをチータンタンと言う。


店内はカウンターとテーブル席。


床には猫の足跡がデザインされている。


経営するのは、岩手県盛岡市の川村コーポレーション。ルーツは明治元年創業の川村理容店。宮沢賢治の小説にも登場する。バリカンが店内に飾られている。


店長の畠山隆一さん。同じグループの仙台「とり鉄」で働いていた。


出店した川村コーポレーション社長、川村勇司氏。フィットネス「カーブス」の東北地区本部も引き受けている。