ロードサイドの居抜きで話題の「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」を展開するエムグラントフードサービスが、とんかつをテーマに水平展開業態「とんかつ&サラダバー よしかつ」を、神奈川・相模原の町田街道沿いに5/24(月)ソフトオープンさせた。グランドオープンは5/29(土)から。回転寿司「おたる寿し」の撤退物件で、レーンを撤去せず、木の板で囲った。150席の巨大物件で、ピザ食べ放題の「馬車道」と駐車場を共有する。
「けん」との違いは、食べ放題漬物バーと、とんかつ茶漬けを楽しめるよう出汁を置いた点。とんかつを半分残して、かつカレーとかつ茶漬けで3度楽しみましょうという提案。女子高生から年配の男女まで集客しており、年齢層は幅広い。但し、とんかつという商材のため、「けん」よりは年齢がやや上という。販促なしのソフトオープンで日商35〜40万円を売り上げており、「けん」よりも立ちあがりが良いようだ。
「とんかつ&サラダバー よしかつ」
東京都町田市小山町617−1
電話:0427-098-2901
営業時間:11:00〜23:30
外観。顔をイラストは、中島武氏(際コーポレーション)作。
店内。木の仕切りは回転寿司のレーンを隠すため。
レーンの名残がある太い仕切り壁。
よしかつロース1,000円(税抜)〜。定食を頼むと全てサラダバーが付いている。
よしかつロース1,000円(税抜)。青森県「山崎ポークポーク」を使用。パン粉は独自配合。揚げ油もコーン・キャノーラ・バームの3種をオリジナルブレンド。
半分残して、かつカレーで楽しむ。
さらに出汁をかけて、かつ茶漬けも楽しむ。
恒例のサラダバー。
初登場のお新香バー。8種を食べ放題
「けん」のスープに代わる赤だしは、まるや八丁味噌を使用。
女子高生から中年男女、工事現場で働く方など幅広い客層。
4連のフライヤー。低温度、高温度を使い分ける。
外に置かれた揚げ油用のタンク。1000L入る。週に1度タンクローリーで補充する。ここからフライイヤーまでパイプが通っており、蛇口をひねると新しい油が注がれる仕組み。設備はオイルメーカーが提供。
この業態を企画した中村嘉利氏(エムグラントフードサービス 専務取締役)。「よしかつ」の店名は中村氏の名前に由来。