新宿3丁目交差点角の京王フレンテ新宿3丁目ビルの7階にオープン。北海道新得町に新たに設立した自社農場で育てる新種「新得地鶏(しんとくじどり)」がメイン。自社飼育により、通常の2分の1の価格で新鮮な地鶏を提供することに成功した。同社新卒2期生で、明治大学農学部の大学院を卒業した齋藤光さんを農場長に抜擢。さらに、地元の約100名の雇用を生み出した。「新得地鶏」以外に、十勝野菜・ワイン、新得蕎麦など十勝の食材を使っている。
APカンパニーは、宮崎県日南市に「みやざき地頭鶏(じとっこ)」を飼育する自社農場を2007年に設立し、宮崎県延岡市須美江にて自社漁船による定置網漁を今年始めるなど、生産者と消費者を飲食店が直結させ、高品質なものを安く提供する仕組み作りを加速させている。
(安田正明)
「
十勝新得町 塚田農場」
東京都新宿区新宿3-4-8 京王フレンテ新宿3丁目7F
電話03-5919-1811
席数:95席(47坪)
客単価:4,000円
ぬくもりが伝わるファサード。
店内はレンガを多用し、札幌のビアホールのよう。
お通しは新得共働学舎のラクレットチーズをワゴンで提供。500円。
メニューで、しっかり「新得地鶏」を説明。
新得地鶏の塩焼。M 1,280円、L 1,980円。「地頭鶏」との差別化を図るため、石焼き。
むね身たたき 780円。山わさびでアクセント。
8/10のレセプションには、新得町の浜田正利町長も東京まで駈けつけた。
生産地と消費者を飲食店が直結するビジネスモデルを築きあげた、APカンパニー米山久社長。行動力が抜きんでている。