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今はや ~今流行っているお店~
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カレーうどんが人気の路地裏居酒屋。
「虎杖(いたどり)」
(東京・築地/居酒屋)

第14回 2011年3月23日

今流行っている店は、どんな店?なぜ流行っているのか?実際に営業中に店を訪れ検証。「次に流行る店」=“次はや”に対して“今はや”。流行りの店の秘密をレポート!


築地だけで7店舗を展開する人気居酒屋。隠れ家的雰囲気がいい。

 夜になると静まり返る築地の場外市場。その中にあって、所々に人が吸い込まれていく店がある。それが「虎杖(いたどり)」である。新鮮な魚を使った料理はもちろん、酒に合うつまみや寿司を提供する居酒屋。確かな味と場所の隠れ家的な立地の面白さで人気の店だ。週の後半は予約が取れないことも。1999年のオープン以来、業態も広げ、築地で7店舗、軽井沢や京都含め11店舗を構える。


人影もまばらな夜の築地場外市場。

 それほど広くない区画の中に7店舗も店を構えている「虎杖」。「表店」、「裏店」、「東店」、「魚河岸千両」・・・と名付けられ、提供するメニューや店の雰囲気も少しずつ異なる。カジュアルに居酒屋として使うなら、表、裏、東がリーズナブル(単価4000円程度)で向いている。「魚河岸千両」は、寿司メインなので価格帯は上がり、接待などにも使える。


「表店」看板。暗い通りに浮かび上がる。


「表店」外観。周りの店は営業していない。

  予約したのは表店だったが、道を挟んだ路地に案内された。十数メートル離れた「喰(くらう)」という店舗で、厨房は無く、テーブル席のみ。個室感覚で使える。芸能人の利用も多いとか。料理は、「表店」から道を横切り、路地の中を運ばれてくる。


ビニールで覆われており、寒い時期でも中は暖かい。

 ほとんどの店舗が10席そこそこと小規模。路地にオープンになっているのが、市場らしくていい。


「喰」のテーブル席。

 料理は魚を使った物が多く、どれも新鮮で良質の素材を使っており、どれをとっても外れがない。


「本マグロの炙り焼き」(660円)


「かわはぎの刺身」


この時は白子祭りを開催中。「白子のポン酢仕立て」(1200円)


「松阪牛 牛スジ煮込み」(800円)薄味の出汁が上品。

 地場直送の新鮮な野菜を使ったメニューも人気。おばんざいも常時5種類ほど用意。


「おばんざい盛合せ」


「エリンギ炒め」(600円)

 他にも有名な「虎杖」といえばという看板メニューが。一つは、海鮮ひつまぶし。うなぎのひつまぶしと同様、3種類の食べ方で楽しむ。



 そして、意外だが、これを目当てに来る人も多いというのが、カレーうどん。つけ麺も併せると、14種類もある。京都の店舗は、これら麺類の専門店で、その人気ぶりが伺える。スパイシーで出汁の効いたカレースープが締めには最高。


カレーうどんのメニュー。


「カレーつけ麺」(850円)

 本格的な味を市場の路地で粋に味わえる店。一度行ったら通いたくなる店である。

■店舗情報
「虎杖 表店」
住所:東京都中央区築地4丁目9-7 中富水産ビル1F
電話:03-3541-1192
営業時間:月~土… 11:00~15:00(14:30 LO)/17:00~23:00(22:30 LO)
日・祝… 9:00~17:00(16:30 LO)
定休日:無休
http://www.itadori.co.jp/index.html

【取材・執筆】村田 麻未(むらた あさみ )   2011年3月10日取材



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