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フードリンクレポート


“キッズ・パティシエ”が、家族の思い出作りに一役。
〜「寝た子を起こす」食体験。親子3代ファンを育てる“奇策”とは?〜(3−2)

2010.6.1
子育てにかける予算が、先進国のGDP比で最も少ない国の1つである日本。合計特殊出生率もG7諸国中最低。その状況を踏まえて生まれた子ども手当法。2010年3月に成立、4月より施行となり、今なおさまざまな論議があるが、6月より支給が開始される。一方、親子連れをメインターゲットにしたファミリーレストラン業界は不振が続いている。とはいえ、ファミリー層が飲食店から姿を消したわけではない。少子高齢化の中で、「顧客を育てる」という発想の食育事業が広がりつつある。3回シリーズの第2回目。レポートは水口海。


帽子と服装を身につけ、1日パティシエになった子どもたち。

“キッズ・パティシエ”が、家族の思い出作りに一役

 ゴールデンウイークの真っ最中、東京・西新宿にある「ハイアット リージェンシー 東京」で行われたのが、“お子様パティシエお仕事体験&ゴールデンウイークファミリーブッフェ”。ホテルのパティシエと一緒にショートケーキのデコレーションに挑戦してもらおう、というイベントだ。大人5000円(中学生から大人料金)、小学生2000円(小学生未満は無料)で、料金にはブッフェ料理、ドリンク。お子様パティシエ体験、10%のサービス料・消費税が含まれている。


プロの手つきに注目。
<続く>

【取材・執筆】  水口 海 (みずぐち うみ) 2010年5月18日執筆

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