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中高年のサラリーマンもインターネットで居酒屋を探す時代。
〜【シリーズ:あの街は今どうなっている?】サラリーマンの聖地、新橋の“今”〜(3−1)

2010.11.7
飲食店はその街にいる人々によって作られ、街の変化と共に姿を変えていく。一つの街で誕生した食のトレンドが全国に広まることもある。どこで誰が何を食べているのか?飲食店をエリアごとに切り取り、徹底レポート。その街と飲食店の“今”が見えてくる!今回、取り上げるのは、新橋。サラリーマンの聖地としてお馴染みの新橋は、多様な業態がひしめき合う飲食店密集エリア。このエリアを探れば、サラリーマン層の新たなトレンドが見えてくるはず。第1回目は、新橋の中心部ともいえる、ニュー新橋ビルとその周辺エリア。サラリーマンの聖地のど真ん中に飛び込んだ。3回シリーズ。レポートは村田麻未。


今回は、新橋駅前のニュー新橋ビルとその周辺エリアに注目。

中高年のサラリーマンもインターネットで居酒屋を探す時代

 今回切り取ったエリアは、ニュー新橋ビルとその周辺エリア(下記地図の赤線内)。駅前のこのエリアは、常に人通りが多く、飲食店の集まる新橋の中でも特に店が密集している激戦区である。オープン40年目のニュー新橋ビル(地図の黄色のポイント)。そして、駅前のSL広場(地図の緑色のポイント)から西側に広がるエリア(地図の紫線内)は、大衆居酒屋が並ぶ通りと、その裏に烏森神社を中心に細り路地がいくつも交差し、30年以上続く老舗の居酒屋や、その昔新橋芸者の置屋だった面影を残す通りがある。

【地図】

ニュー新橋ビルとその周辺エリア。


SL広場周辺はヤマダ電機を中心に人通りが多い。


外堀通りとの角にあるマクドナルドは夕食時も若いサラリーマンを中心に賑わう。


SL広場正面の飲食店ビルは、ビルごとクローズ。不景気の影響か。

 手始めに、まずはSL広場へ。待ち合わせのメッカであるSL広場では、毎日6時くらいから、居酒屋の従業員による客引き合戦が行われている。常時20人ほどが居酒屋のメニューを片手に、これから飲み会という雰囲気のグループに声をかけていく。
★続く。
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【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ)  2010年10月22日執筆

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