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フードリンクレポート<有料会員>


【京都特集①】祇園を祇園らしくなくした町家バーの先駆者。
飲食の発展なくして京都の発展なし。(2−2)
長谷川育史氏 株式会社Le R.D.R 代表取締役社長

2010.12.20
何かにつけて東京の店がクローズアップされる外食業界。しかし、東京以外の都市にこそ、まだ知られていない注目すべき面白い店があり、学ぶべき外食経営者たちがいる。地方発の業態やメニューがブームになることも増えてきた。そんな注目の都市を毎月一つクローズアップ。東京では出会えないオリジナリティある外食企業を紹介する。第1弾は京都。3人の経営者が登場。各2回シリーズ。レポートは村田麻未。


「鮨割烹 京都 祗園 間 aida」カウンター(1F)

 2005年に転機が訪れる。東京への進出である。きっかけは、「東京に店を出したら?」と東京から来たお客さんに言われたこと。交流のあるゼットンの代表稲本氏にも勧められた。

 いつか海外、ニューヨークに店を出したいと思っていた長谷川氏だが、まずは東京と目標を掲げた。それから、行く先々で東京に店を出したいと語っていたところ、面白い物件が見つかる。銀座7丁目のビルで、2年後には建て替えるので、期間限定という条件。金額的にも入りやすく、費用的にありえないと思っていた銀座への出店が決まった。

 「東京の一等地、銀座で店を持つことはすごいことです。それまで京都でやってきたことを試す大勝負だと思いました。結果的に、
★続く。
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【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ)  2010年12月13日取材

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