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「アウト」キーワード、３つ。
〜外食キーワード＜２０１０年１０〜１２月期＞　発表〜（３−２）

2011.1.12

フードリンクは独自に外食市場を分析し、次々に新しいムーブメントを提案する「外食キーワード」を４半期毎に発表します。「外食キーワード」とは、世の中全般の動きと、外食市場の動きを見比べ、新たな外食ムーブメントを発掘すること。それらを取り入れる店舗が繁盛店となって、世の中に話題を提供して欲しいとの期待を込めて、昨年１０〜１２月の外食キーワードを発表します。この３ヶ月間に生まれた「ニュー」と、前回発表し３ヶ月後も続く「キープ」キーワード、前回発表したが先行き不透明や制約のある「アウト」、が登場。３回シリーズ。レポートは村田麻未。

横丁が次々と生まれた2010年だったが・・・。

・先行き不透明な「アウト」キーワード、３つ

１）　横丁

　昨年は、飲食店が集まった横丁業態が花盛りだった。ただの居酒屋集合体に留まらない、肉や魚など食材に特化した横丁や、たこ焼きとハイボールの「ギンダコハイボール横丁」、ノスタルジックな横浜をテーマにした「ハマ横丁」まで登場し注目を集めた。

　しかし、そのブームもここへきて落ち着きを見せている。そもそも横丁とは、歴史とぬくもりのこもった空間。それはお客を含めた人と時間が作るものであり、急にできあがるものではないのかもしれない。新しい横丁も、歴史を重ねてこそ本物になっていくだろう。

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★続く。
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【取材・執筆】　村田　麻未（むらた　あさみ）　　2010年1月7日執筆