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100円〜10万円までを上質なサービスで提供。
〜外食のヴァージン・グループを目指す〜(3−2)
金井伸作氏 RHグループ 代表

2011.1.13
外食業界の論客、金井伸作氏が“外食のヴァージン・グループ”という目標に向け動き出した。ヴァージン・グループは、創業者リチャード・ブランソン氏が中古レコード販売から始め、低価格・高サービスをウリに音楽、エアライン、メディア、金融など多様な分野で事業展開する、いわゆる“財閥”。外食の枠を超えようとする金井氏にその戦略を聞いた。3回シリーズ。レポートは安田正明。


アイスクリームショップ「レインボーハット」コピス吉祥寺店。”R=上質なサービスの証”を目指す。

100円〜10万円までを上質なサービスで提供

「僕は今まで食を中心で育ってきたので、食から外れることはしたくない。パリが食都と言われて年間8千万人位来る。東京は文化もあり食も世界一なのに700万人しか来ない。今までは輸入、輸入。日本のインプットの時代は終わった。ロクシタンカフェの開発依頼が日本の僕のところに来た。そろそろソフト開発も、日本は凄いことやるぞと見られている。学んできて消化したものを吐きだす時代に来ている。和だけじゃなくて、洋を進化させてハイブリッドなものにして世界に出すのが我々のミッション」と金井氏。

 金井氏は、南仏プロバンスの化粧品ブランド“ロクシタン”から世界戦略カフェ「ロクシタンカフェ」のコンセプトプロデューサーに選ばれ、2008年5月に東京・渋谷に世界1号店を、6月に池袋に2号店をオープンさせた。日本が外食ソフトで世界をリードできることを実証した。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2011年1月6日取材

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