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東京出店で組むならRHグループ。
〜外食のヴァージン・グループを目指す〜(3−3)
金井伸作氏 RHグループ 代表

2011.1.17
外食業界の論客、金井伸作氏が“外食のヴァージン・グループ”という目標に向け動き出した。ヴァージン・グループは、創業者リチャード・ブランソン氏が中古レコード販売から始め、低価格・高サービスをウリに音楽、エアライン、メディア、金融など多様な分野で事業展開する、いわゆる“財閥”。外食の枠を超えようとする金井氏にその戦略を聞いた。3回シリーズ。レポートは安田正明。


RHグループと組んで東京進出した、アンドレ・ロジェ氏(左)。銀座三越に「レ ロジェ エギュスキロール」を出店。

東京出店で組むならRHグループ

「ウチは日本中のピンで立っている人たちの東京でのオペレーション会社です。ブランド戦略では日本で一番良いと言われたい。ブランドのオペレーション会社です。ブランドを持っていても、2、3号店からはコントロールしきれない場合がある。それを上手くコーディネートしてあげる。ブランドホルダーは顔としての役目を担ってもらい、経営と運営を分離させる。その経営と運営の双方にウチのプロフェッショナルを付けて、ブランドホルダーを両面からサポートする」と金井氏。

「東京に出る時、誰と組めばいいの? RHでしょ。じゃないとブランドをおかしくされちゃうよ、と言われたい。東京のマーケットが分かっているし、ファイナンス、リーシング ブランドサポート、業態開発も出来る。そんな会社は東京にない。」


ロサンジェルスで活躍した高橋路和氏(通称“MICHI”)のハンバーガー店「EAT」もRHグループと提携。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2011年1月6日取材

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