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居酒屋だからできる感動、共鳴。
〜本物の元漁師が感動を届ける居酒屋「はちきょう」〜(2−2)
小林義鷹氏 株式会社アトムズ 代表取締役
話題の「つっこ飯」1890円。
・居酒屋だからできる感動、共鳴
「はちきょう」の名物、つっこ飯のアイデアは、羅臼の食堂で生まれた。
「羅臼のある食堂でカツカレーを頼んだんです。漁師がベースなんで、普通の食堂の大盛をさらに大盛にしたのが普通で、ご飯が余った。もったいない。メニューを見ると、いくらがある。1人前お願いしますと注文すると、いくらが丼一杯に出て来た。これ面白くない? ということで、つっこ飯が生まれました。」
本物の元漁師が経営する居酒屋はほぼない。他店との大きく差別化され、地元客にも観光客にも愛される店となっている。また、威勢のいい接客でも話題だ。つっこ飯は、いくらが山盛り入ったステンレスボウルを持ってスタッフが登場。大きなしゃもじを使って、ご飯の入った丼にいくらを盛ってくれる。その間、全スタッフが声を揃えて、「オイサ〜、オイサ〜」と掛け声をかける。店中のお客から注目される。
今や、近隣に「はちきょう別邸 おやじ」「はちきょう別邸 おふくろ」も作り、入りきれないお客を要望に応えている。
「はちきょう」本店。
「はちきょう別邸 おふくろ」 ファサード。
★続く。
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