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10円まんじゅうの人材、店舗と工場を救え。
〜10円まんじゅうを洋菓子店「銀座カスタドール」に再生。ダイヤモンドダイニングがプロデュース〜(2−1)
2011.3.2
今から5年ほど前、一大ブームとなった「10円まんじゅう」。その奔りは、千葉県内で居酒屋など17店舗を展開する株式会社一家ダイニングプロジェクト代表の武長太郎氏の弟が立ち上げた「和ふ庵」。しかし、ブームの終焉は早かった。再生に乗り出した武長氏は、株式会社ダイヤモンドダイニングにプロデュースを依頼した。そして、千葉・本八幡にオープンしたのがプリンとロールケーキの店「銀座カスタドール」。2回シリーズ。レポートは安田正明。
「10円まんじゅう」を救った、松村厚久氏(ダイヤモンドダイニング)、大窪拓未氏(タフコ)、武長太郎氏(一家ダイニング)。左から。
・10円まんじゅうの人材、店舗と工場を救え
「元祖10円まんじゅう 和ふ庵」の1号店は2004年末に千葉県富里市にオープンした。饅頭を1個10円で販売していた佐賀県の老舗饅頭店をベンチマークしたという。駐車場に行列が出来るほどの大ヒットで、2号店を本八幡に出店(現在の「銀座カスタドール」)。10坪で月商900万円と当たった。
そして、2〜3年でFC・直営で46店舗にまで急拡大した。1店平均月商600万円。工場を市川、そして成田に構えた。成田工場は200坪の土地に3億円を投資した最新設備のもの。先を見越して24時間フル稼働も可能。しかし、模倣店も一気に増え、急ブレーキがかかった。現在は1店舗を「銀座カスタドール」に改装し、6店舗は10円まんじゅうの販売を続けている。
「銀座カスタドール」 千葉県市川市八幡2-5-6 糸信ビル1F 電話:047-336-7766
★続く。
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