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誰に飲まれてる?ロゼワイン。
〜世界で右肩上がりのロゼワイン人気。今年こそ日本へ?〜(3−3)

2011.3.10
もう10年以上、ロゼワイン人気が世界を席巻している。ヨーロッパ、アメリカなどのワイン消費国を中心にロゼワインの人気はいまだ衰えず、消費量は右肩上がりを続けている。近年、日本においてもデパ地下のワインコーナーでロゼワインを陳列するスペースが拡大され、またスーパーなどの量販店にも並ぶようになった。もはや日本でも定着した感のあるロゼワイン・ブームははたして本物か。日本でも季節を問わずロゼワインを飲む習慣が根付きつつあるのか。本稿では、メーカー、ワイン専門店、料飲店、それぞれの現場をレポートすることで、昨今のロゼワイン・ブームを検証する。第三回は料飲店。新橋「BISTRO Ushibenkei」と丸の内「MARUGO MARUNOUCHI」へ赴き、お話をうかがった。第二回ワイン専門店にて抱いた「もしや流行ってないのでは…」という疑念ははたして払拭されるのか!?レポートは西元良枝。


女性からは圧倒的な支持を集める。

誰に飲まれてる?ロゼワイン。

 ロゼワインを愛飲するのが世界的傾向だというのに、日本ではそれほど需要の高まりが見られないというのがワイン専門店での現状。一体、ロゼワインは何処で誰に飲まれているのだろうか?都内にロゼワインがよく飲まれている料飲店があると聞きつけ、取材にうかがった。

「BISTRO Ushibenkei」


1階が「BISTRO Ushibenkei」。2・3階が「肉割烹 牛弁慶」

 1月末にオープンした「BISTRO Ushibenkei」。A4、A5ランクの国産黒毛和牛を使った肉料理が自慢の店。新橋のビストロブームを牽引する店のひとつである。ワインの品揃えも豊富で、ボトルとグラスを併せて常時50種類ほど置いてある。グラスワインが290円から楽しめ、1杯が145mlとたっぷり飲めるのもありがたい。ロゼワインも4種類備えている。


★続く。
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【取材・執筆】 西元 良枝(にしもと よしえ)  2011年3月5日執筆
兵庫出身。某新聞社発行の季刊誌にて健康・料理のページの編集を担い、現在はフリー。趣味は流行りのダイエットに手を出すこと。紆余曲折を経て、今はラン&バイク。おかげでおなかはいつもぺこぺこ。美味しい料理と酒を求めて流離う日々。

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