広告

RSSフィード

フードリンクレポート


異業種参入ならではのマーケットイン発想。
〜大阪で“松阪牛”焼肉と言えば「M」、松阪牛ハンバーガー、ビーフサンドとヒット商品を連発〜(5−2)
巽 益章氏  株式会社ライトハウス 代表取締役社長

2010.4.20
「M」など松阪牛一頭買い焼肉店を8店展開するライトハウス。代表の巽氏はファッション業界から外食に参入した。枝肉を使い切るために始めた松阪牛100%「中之島バーガー」が好調で、第2弾「中之島ビーフサンド」は4月からJR新大阪駅でも発売される。5回シリーズの第2回目。


中之島ハンバーガー。

異業種参入ならではのマーケットイン発想

 中之島ハンバーガーを販売するときに、ハンバーガー屋を目指すのではなく、中之島というブランド(地名)から連想される商品を作りたいと思った。

「中之島は大阪を代表する新たなビジネス拠点として注目されており、アッパーなイメージです。道頓堀でB級戦略、梅田のビジネス街でのブランディングなど考えましたが、事務所のあるご当地で地域の人に長く愛されるブランドをつくりたい。地名に拘ってみよう、大阪の象徴的なブランドになるだろうと、敢えて中之島バーガーと呼んで、”大人のジャンクフード”というポジションを取っています」と巽氏。


中之島ハンバーガーを販売する「Mデリ&バーガー」。
<続く>

【取材・執筆】  安田 正明(やすだ まさあき) 2010年3月31日取材

【全シリーズ】
1)松阪牛は狂牛病でもキラーコンテンツ。 【全文(有料会員様)】(4月18日)
「中之島ビーフサンド」、JR新大阪駅での販売がスタート。
2)異業種参入ならではのマーケットイン発想。 【全文(有料会員様)】
(4月20日)
中之島バーガーは、”大人のジャンクフード”。
3)松阪牛を産直で全量仕入れる。 【全文(有料会員様)】(4月21日)
社員1名が松阪に常駐。
4)枝肉を使い切るため、中之島バーガー。 【全文(有料会員様)】(4月22日)
以前はコロッケやハンバーグを百貨店催事で販売。
5)他のブランド牛でも専門店を。 【全文(有料会員様)】(4月23日)
松阪牛は肉の甘味が脂に乗り、脂身が美味しい。

Copyright(C) FOODRINK CO.,LTD All Rights Reserved

Page Top