フードリンクレポート


食べる花で女性を健康に。
〜レストランに愛される農場エコファーム・アサノ、卸会社を新たに設立し再出発。〜(3−3)

2010.5.28
イタリアンやフレンチの有名シェフがこぞって扱いたがるエコファーム・アサノの野菜。卸を有限会社ルコラステーションから変更し、合同会社GOENを設立し、5月から新体制で臨む。農業技術通信社の協力で千葉・八街の農場をイタリアン「イル・デジデリオ」(東京・青山)佐藤真一シェフとともに訪問した。3回シリーズの第3回目。レポートは安田正明。


大根の花。

食べる花で女性を健康に

 4年前から食用の花を作ってシェフ達に提供している。野菜のようにカットして料理に使われるのではなく、そのままお客に楽しんでもらえるものを探していて行きついたのが花。

「日本人は癒しを求めている。花でもあれば元気になれる。花はきれいな時に食べた方がいい。エネルギーがあるから。ダイエットにもいいし、ストレスが消える効果もあるはず。花のサラダなんていいでしょ。女性特有の問題も解決してくれる。そして、タネ。ゴマ、大豆、麦、果実、松の実、すいかのタネなんか女性の卵巣にいい。まず、女性が健康になって赤ん坊が作れるようになって欲しいね。俺に言わせりゃ、学校給食がカロリーばかり気にして、男女同じものを食べさせているのがおかしい。だから、ちゃんとした女性に育たない。」


姫金魚。これも食用。
<続く>

【取材・執筆】  安田 正明 (やすだ まさあき) 2010年5月10日取材

【全シリーズ】
1)自分で作ったものに自分で値段を決める。 【全文(有料会員様)】(5月26日)
努力したってしなくったって同じにするから、産地が育たなくなる。
2)野菜は「作る」のではなく、「できる」。 【全文(有料会員様)】(5月27日)
野菜はデカいのも小さいのも細胞の数は同じ。
3)食べる花で女性を健康に。 【全文(有料会員様)】(5月28日)
花はきれいな時に食べた方がいい。エネルギーがあるから。

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