アメーバ的組織だからできること。
〜カフェブームは気にしない。成長を続ける「カフェ・ダイニング」〜(3−2)
青野玄氏 株式会社エスエルディー 代表取締役
2010.12.2
今期は7店を出店し、25店舗となった株式会社エスエルディー。10月には、これまで中心だった渋谷・新宿エリアとは異なる新橋へ出店した。さらに、今月オープンするダイヤモンド・ダイニングの「CAFE NOISE」をプロデュースするなど、事業の幅を広げている。カフェに留まらないカフェ・ダイニング業態の可能性と同社の飛躍の秘密を代表に聞いた。3回シリーズ。レポートは村田麻未。
「kawara CAFE & DINING 銀座」店内。
・アメーバ的組織だからできること
それぞれの店舗作りは、プロデューサーと呼ばれるポジションの社員が担当する。同社では現在9名のプロデューサーがおり、チームを作り、計5チームに分かれて店舗のプロデュースを担当している。業態やエリアで分けられているわけではなく、同じエリア内でも店舗によって異なるチームが担当することもある。同じエリアの中で他チームと協力しながら、時にはライバルとして切磋琢磨しているそうだ。プロデューサーに店舗運営の大きな権限が与えられていて、各チームがFCの小さい会社のような存在である。
「kawara CAFE & DINING 銀座」店内。
★続く。
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