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フードリンクレポート<有料会員>


モツ鍋から、牛内臓一頭買いを発想。
〜専門店の“コンセプト・リンク”で、札幌から東京を狙う〜(2−1)
神山幸久氏 株式会社フィースト 代表取締役

2010.12.15
札幌発の有名外食企業、株式会社タスコシステムから独立した神山幸久氏。札幌での九州料理ブームを生みだし、例を見ない牛内臓一頭買いで希少部位専門のホルモン焼「金獅子のホルモン」を今年2店舗オープン。自信の業態開発力で専門店を次々に生み出し、東京進出を狙う。その切り札は“コンセプト・リンク”。2回シリーズ。レポートは安田正明。


神山幸久氏。

モツ鍋から、牛内臓一頭買いを発想

 フィーストは札幌市内で、九州料理「芋の華」を札幌駅前ホクレンビル地下と、新興住宅街の琴似で2店舗、ホルモン焼「金獅子のホルモン」を元町駅前と北12条駅前で2店舗の計4店舗を展開している。


「芋の華」 琴似店。


「金獅子のホルモン」 元町店。

 神山氏は1973年、北海道夕張市で生まれた。大学進学の18歳で札幌市内に移り、住宅会社勤務を経て、当時、札幌で勢いのあったタスコシステムに入社する。ナイト業態の多かった同社が、蕎麦居酒屋「高田屋」を生みだしてFC展開に舵を切ったころ。売上も10億円程度。5年間在籍し、200億円になり上場も経験した。
★続く。
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【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき)  2010年12月10日取材

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