・本格派ノンアルコールビールテイスト飲料を新発売。
3月16日に、サッポロビールはノンアルコールビールテイスト飲料「サッポロ プレミアム アルコールフリー 」を発売する。いままでに味わったことのない、新しいアルコールビールテイスト飲料を目指して開発されたこの「サッポロ
プレミアム アルコールフリー」は、麦芽100%麦汁とドイツバイエルン産アロマホップ(75%以上)を贅沢に使い、ビール好きも納得の「苦み」と「コク」を実現。後味は、まさにビールそのもの。しっかりと味わえるノンアルコールに仕上っている。
「サッポロ プレミアム アルコールフリー」
昨年、業界全体ではノンアルコールビールテイスト飲料旋風が巻き起こった。同社の調査によれば「ノンアルコールビールは今後もっと美味しくなって欲しい」という声が、全体の98%を占めており、期待がますます高まっている中での満を持しての発売となる。
同社ならではの本格的な味わいが楽しめる注目のノンアルコールビールだ。
・リーズナブルに楽しめる、新ジャンルが好調。
昨年は、「麦とホップ 樽詰」が特に好調だった。「生搾り」も含め飲食店でリーズナブルな価格設定が可能なジャンルの商品の前年比は130%!!この勢いは今年も続いていくと思われる。
「麦とホップ 樽詰」
そして、それらを含めた樽生・樽詰の豊富なラインナップから、各店舗に合わせた様々な組み合わせが提供できるのも、サッポロビールの強み。例えば、リーズナブルに楽しみたいという客層の店舗には、「サッポロ 麦とホップ 樽詰」+「サッポロ生ビール」の組み合わせ。本格的な味わいにこだわり、飲食店でしか飲めない味を楽しみたいという客層が多い店舗には、「琥珀ヱビス<樽生>」+「ヱビス スタウト クリーミートップ」という組み合わせ、というように店舗の多様な動機に合わせて提案が可能である。
また、2種類を導入することで、2つの飲み放題プランも可能となり、顧客の来店動機を拡げることも可能となる。さらには、「ヱビス<樽生>」と「ヱビス<ザ・ブラック>樽生」を導入すれば、ハーフ&ハーフもしやすく、さらにメニューの幅が広がるのだ。
テイストマップ
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・梅酒、ロゼワインにも注目の2011年。
「最近、1杯目から梅酒という方も増えているようです。」とのこと。女性を中心に、梅酒人気が高まっている。グラスで提供したり、ハウス梅酒と共に複数の梅酒を置く店も多くなって来ているようだ。梅酒を使ったカクテルも人気。使い勝手のよいお酒として、拡販が見込まれる。
「白加賀でつくった梅酒」
また、盛り上がりを見せるビストロブームの影響で、ワインのニーズもさらに高まりそうだ。同社の調べでは、ワインをグラスで気軽に楽しみたいという要望が高いことから、グラス売りやオン・ザ・ロック、ハイボールなど多様な飲み方を提案している。サッポロビールが扱うカリフォルニア ナパ・ヴァレーの「ベリンジャー」は、完成度が高く、業務用としても人気が高い。同社では、フードとの相性を体験できるベリンジャーの「フードペアリング」セミナーも実施している。そして、ロゼワインにも注目が集まる。人気が高まるロゼワイン市場に、好評のチリワイン「サンタ・リタ」辛口のロゼを新規投入する。
ベリンジャー・ヴィンヤーズのワインは業務用としても人気が高い。
・掲載は無料。写真掲載の「おいしいお店検索」
集客のサポートとして運営しているウェブサイト「おいしいお店検索」では、さらなる充実を図る。このサイトでは、サッポロビールが飲める店を掲載。同社の取材班が、店の詳細が伝わる写真と共に飲食店を紹介。エリアや飲みたいお酒から店を検索できるようになっている。同社の品質チェックを受けた、樽生・樽詰取扱い店の掲載は無料。今後は、こだわりの特集を増やし、注目度を高めていく。
「おいしいお店検索」画面イメージ
そして、2011年も「相談するならサッポロビール」のスタンスは変わらない。2008年から開始されたサッポロビール開業サポートセンターは、年間で500〜600件の相談件数を数え、初期段階の業態や物件の相談から、融資を受ける為に銀行へ提出する企画書の書き方、実際に出すメニューの相談まで、ありとあらゆる相談を受けられるサポートセンターである。
「最近は、洋風のバル業態を始めたいというご相談が多いですね。早ければ早い程成功率が高まりますから、早い段階でのご相談をお勧めしています。」
今年もますます頼れる存在のサッポロビールになりそうである。
→サッポロビール株式会社
【取材・執筆】 村田 麻未(むらた あさみ) 2011年2月1日執筆