・7種盛り1000円は、原価8割
安部氏は1960年、漁港のある宮城県塩釜市で生まれた。マツダのディーラーに勤め、中古車販売で独立。現在は止めたが、今も社名に“自動車”の文字が入る。その後、宅配ピザのFC、餃子がメインの創作料理店、マグロと豆腐の専門店などを出店。紆余曲折があって今の「梵天食堂」に行きついたのが、45歳の2005年。1号店は仙台市の南側に接するベッドタウン、名取市のロードサイド。
「原始爆弾を作ろうと思い、出来たのが刺身7種盛りで1000円。原価80%くらいかけています。2005年にオープンしてから1年間は苦労しました。68席で月に180万円しか売れない。それが今は600〜700万円売ります。メインをはっきりさせたのが良かった。魚以外のメニューもある総合居酒屋だけど、魚を食べに来てね、という店です」と安部氏。
刺身7種盛り 1,000円。
★続く。
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