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新イメージを創出して、日本での定着を狙う。
~新登場のニュースタイル・メキシコ料理。今どき日本人に受け入れられるか?~(3-3)
おしゃれなお店で家族で、女性同士でランチを楽しむ姿も。メキシカンの新しい形だ。
・新イメージを創出して、日本での定着を狙う。
今回さまざまなメキシカン・レストランを取材リサーチしたところ、新規オープン店・リニューアル店を中心に、おっ!と目を引くさまざまなトレンドが散見された。メキシコ料理の新しいイメージを作り上げるかもしれない興味深い動きも多く、ここでいくつかご紹介したい。
【プレミアム・テキーラに注目】
メキシコ料理といえばテキーラ。一般のテキーラは、サトウキビなどの糖分を40%程度まで使うことが許されているが、プレミアム・テキーラは100%アガベ(竜舌蘭)を使用、味・香り・色に非常に優れている。プレミアム・テキーラに特化した専門店も登場しているほどだ。「薫り高いプレミアム・テキーラに、ショットでガンガン飲む“酔うためのお酒”のイメージは崩されるはず。本当においしいものを味わってほしい」(ヴィダロッサ 湯田氏)。料理と一緒にゆっくり味わうスタイルがおすすめだ。
ボトルのデザインも凝っているプレミアム・テキーラ。ワインのようにグラスでサービス。回して香りを楽しんでもらう。
【ワインとメキシコ料理のマリアージュ】
メキシコ料理といえばメキシカンビール、ラムやテキーラベースのトロピカルなカクテル・・・・・・それらに混じってワインが人気だ。メキシコ料理にワインなんて?と思うなかれ、メキシコはスペインの植民地でもあった土地。「だから合いますよね。うちの店では国や銘柄にこだわらず、純粋に料理に合うものをソムリエに選んでもらっています」(湯田氏)。ワインといっても、ボトル1本3000円前後のお手頃価格でそろえているのが、リーズナブルなメキシカンレストランらしい。
★続く。
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千葉県出身。株式会社リクルートで15年半情報誌の企画・編集に携わる。現在フリーのエディトリアルプランナー&ライターとして仕事、結婚、食、趣味など“普通の人の普通の生活に欠かせない”事柄をテーマに活動中。
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