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ゲームで遊べるセクシー衣装の九州料理ガールズ居酒屋
「九州産地直送居酒屋 さくらプロジェクト 新宿三丁目店」
(東京・新宿三丁目/ガールズ居酒屋)

第304回 2010年2月16日

セクシーコスチュームの女性スタッフが笑顔で接客。
「九州産地直送居酒屋 さくらプロジェクト 新宿三丁目店」は、2009年12月1日にオープンした本格九州料理と美女のガールズ居酒屋。ちょっとセクシーなコスチュームのかわいい女性店員と楽しく会話しながら、本格的な九州料理を味わえる店だ。

 1号店は09年7月15日、池袋の西口公園近くにオープンしており、池袋での集客に手ごたえを持っての新宿三丁目への進出である。


外の看板。


カウンター。


個室。

 ホールで接客する女性店員のコスチュームは上は白いシャツ、下はピンクのミニスカート。おへその見えるセパレート型となっている。髪型、メイク、ネイルは自由で、今時の街を歩いているかわいい女の子が接客をしているといった感じだ。

 この店の特徴は顧客が女性店員とコミュニケーションが取れるゲームがあったり、オーダーを受けたり、料理を運ぶ際にも顧客とのコミュニケーションがあること。

 たとえば「生ハム生春巻き」(700円)というメニューがある。発音しにくい「生ハム生春巻き」を早口言葉で3秒以内に、注文を取りにきた女性店員の前で3回続けてうまく言えたら、半額の350円になる。女性店員のその時のノリで、言えなくても半額になる場合もあり、半額にするかどうかの判断は接客する女性店員に任されている。

 また、「枝豆」(480円)を注文した顧客は、女性店員とじゃんけんをして、勝ったら大きなサイズ、負けたら小さなサイズで出てくるという、“枝豆じゃんけん”なるゲームもある。


枝豆じゃんけんはいかが。

 来店した顧客には、テーブルのところまで女性店員が行き、「乾杯させてください」と言って、乾杯の音頭を取るサービスもある。

「普通の居酒屋でなくて、かわいい女の子とコミュニケーションが生まれる、付加価値を追求しています。ご来店いただいたお客様が元気になって、また明日も頑張れる。究極の活力居酒屋。食事のおいしさにプラスアルファで、ガールズバーを思わせる居酒屋として、営業しています」と渡部雄二店長は語る。


おすすめ看板。

 食事メニューは、九州3大鍋の「博多もつ鍋」、「宮崎日向鶏の水炊き」、「黒豚しゃぶしゃぶ」がいずれも1人前1580円。九州らしい「特選馬刺し4品盛り」(霜降り、赤身、コウネ、ふたえご 1780円)、鮮魚の「お刺身5点盛り」(1980円)、「お刺身3点盛り」(1280円)、「明太だし巻きたまご」(680円)、「長崎焼きちゃんぽん」(780円)、「宮崎日向鶏唐揚げ」(680円)、「自家製さつまあげ」(680円)など、郷土の味が提供されている。


まずは、九州料理らしく明太子。


宮崎日向鶏の水炊き 1人前1580円。


特選馬刺し4品盛り 1780円。


お刺身5点盛り1980円。

 3人以上の顧客対象のコース料理は、飲み放題付きで2時間5980円。さらに17時からのコース料理スタートなら、さらに安くて2時間3980円で飲み放題付きとお得だ。しかも今回特別に『フードリンクを見た!』と、ご予約の際やファーストオーダーの際に定員に言えば店長から特別に、コース料理を飲み放題付きで2時間4980円にしてくれるというお得さだ。


コース料理全体。

 飲み放題だけ付ける時は1680円となっているが、1時間なら960円なので、2軒目、3軒目の店としても使える。新宿三丁目界隈の人通りが少ない月曜日は飲み放題2時間888円と、お得な料金で顧客増をはかっている。

 顧客層は近隣で働くサラリーマンが中心だが、女性客も意外と多く3割ほどいる。女性だけのグループで来店する人たちも珍しくないという。

 正統的な九州料理に加えて、セクシーな衣装の女性店員とのゲームも楽しめ、値段も安いと、三拍子そろった居酒屋だけに、あとは業態を認知させる情報発信力をつけていけば、繁盛店となっていくのではないだろうか。


【九州産地直送居酒屋 さくらプロジェクト 新宿三丁目店】
住所 東京都新宿区3-6-9 山口ビル2F
電話番号 03-3225-1333
営業時間 17:00〜24:00
定休日 無休
客席数 50席
客単価 4,000円
目標月商 非公開
開店日 2009年12月1日
経営母体 さくらプロジェクト
※取材当時の情報です。変更されている可能性がありますので訪問される場合は、店舗にご確認下さい。
長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ)     2010年2月3日取材

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