外食企業経営者と共に、毎年4月に海外視察を重ねて今年で4年目。過去は、ニューヨーク、イタリア、フランス。今年はスペイン・ポルトガルの予定であったが、アイスランドの火山噴火により欧州の空港が閉鎖され、最初の到着地ドイツ・ミュンヘンから航路での移動が困難に。幸いにも列車で移動できたドイツ国内の外食事情をレポートする。3回シリーズの第3回目。
「ダルマイヤー」のカラフルな野菜の陳列。
・ダルマイヤーに見るマーケットとレストランの融合
ミュンヘン繁華街のデパート「OBERPOLLINGER」最上階に日本には無いスタイルのフードコートがある。市場のような賑やかな屋台が並び、そこで様々なフードやドリンクをビュッフェスタイルで受取り、最後にレジで会計する。何よりも目を引くのは、華やかなディスプレイ。
デパート「OBERPOLLINGER」。
フードコート入口。
市場のようにメニューが並ぶ。要所要所の野菜のディスプレイが素晴らしい。
<続く>
【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2010年5月6日執筆
【全シリーズ】
1)3千人の巨大ビアホール「ホフブロイハウス」。 【全文(有料会員様)】(5月12日)
ビール離れで、缶入りビールのレモネード割も若者に人気。
2)最古の修道院ビール醸造所。 【全文(有料会員様)】(5月13日)
ビアホールの店内で醸造するブリューパブは増えている。
3)ダルマイヤーに見るマーケットとレストランの融合。 【全文(有料会員様)】(5月14日)
デパートのワイン売り場に本格ワインバーも。