フードリンクレポート


総出展社は550社、日本からは過去最高の95社。
〜ニューヨーク国際レストラン&フードショー開催、日本の食材をアメリカに売り込め!〜(3−1)

2010.3.26
ここ近年、アジアビジネスをしていたメーカーや企業が挙ってアメリカに目をむき始めた。それは、商品を世界にPRするための速さはやはりニューヨークだということに気づき始めたからだ。JETROやクレア(自治体国際化協会)も民間と共に乗り出すほどの勢いである。果たしてその真相とは?3回シリーズの第1回目。


日本ブース。日本から95社が乗り込んできた。

総出展社は550社、日本からは過去最高の95社

 2月28日〜3月2日までの3日間、世界最大級の国際レストラン&フードショーがニューヨークのマンハッタンにあるジャビッツ・コンベンションセンターで開催された。


会場となったジャビッツ・コンベンションセンター。


国際レストラン&フードショーのバナー。


来場者数は3日間で6万人。日本のフーデックスは4日間で約7万人。




食肉系の出店が目立つ。

 総出展社は550社、来場者数は6万人にも及ぶこのモンスターイベント。とにかく、人で埋め尽くされ、本当に不景気なのだろうか?と疑いたくなるほどの活気である。そんな中、このイベントで一番盛り上がっていたブースはなんと、特別に設置された官民合同のジャパンブースである。


「男前豆腐店」も出店。


福岡県の西吉田酒造が、麦焼酎「つくし」をアピール。


福井県小浜(オバマ)産の米粉を使ったうどん「オバマプレミアムライスヌードル」を小浜市が出店。


日清製粉がてんぷら粉をアピール。


ラーメンはニューヨークで人気上昇中。


鹿児島の緑茶「知覧茶」も出店。

 JETROを始め、クレア(自治体国際化協会)から参加した民間企業の出展者は過去最高の95社にものぼり、茶・野菜・加工食品・水産加工品・酒を始め、ニューヨーク初上陸の食材がブースを埋め尽くしていた。


【取材・執筆】  ヒミ*オカジマ 2010年3月10日執筆
会話人、作家、HAKATA TONTONオーナー。New York在住。福岡出身。NYと日本にてレストランを経営する傍ら、『美人トーキング塾』を主催。「会話(言葉)で人生を美しく」をモチーフに多くの人たちを内面から綺麗にしていき、人生を開花させている。そんな彼の人気Blog「ニューヨークより愛を込めて」は、http://ameblo.jp/himiokajima/にて連載中。