フードリンクレポート
現場の社員は、社長の前では良い子だが店の中では仲間割れ。
〜スタッフの自立を求めて模索中。熱くなった次に必要なものとは?〜(5−2)
黒須 優氏 株式会社エーチーム 取締役店舗統括
2010.3.30
「ハートフルホーム」をスローガンに掲げるエーチーム。コンビニや惣菜店を100店近く展開する企業の新事業部門として設立され、2000年4月に飲食事業がスタート。現在、韓国料理「五湯道(おたんどん)」、高級焼肉店「梨の家(なしのや)」など8店を直営。業績が厳しかった2006年、黒須氏は再建人として入社、3年半の軌跡を聞いた。5回シリーズの第2回目。
自信作!「石焼ビビンバ」。
・現場の社員は、社長の前では良い子だが店の中では仲間割れ
当時、1号店の「五湯道(おたんどん)」は20坪で月商1200万円という素晴らしい実績を上げ、商業施設にも出店。しかし、最初は成功したが、長くは続かなかったようだ。そこに、再建人として黒須氏が乗り込んだ。
「売上はあるけど、人件費が高かったり、仕入れなどの支出が毎月デコボコしていました。会社として問題がある。会社の思いが現場に届いてないようでした。総監督(社長)はいるが、毎日指導してくれるコーチがいない。総監督の前では可愛がられようとするが、店の中は仲間割れ状態でした。」
「五湯道 」PCP丸の内店。
<続く>
【全シリーズ】
1)「Furutoshi」古里太志氏にあこがれて。 【全文(有料会員様)】(3月28日)
伊藤忠食品から、グローバルダイニングで外食に目覚める!
2)現場の社員は、社長の前では良い子だが店の中では仲間割れ。 【全文(有料会員様)】(3月30日)
ひねくれていて、出来るふりはする。
3)なぜ元気が無くなったのか? 【全文(有料会員様)】(3月31日)
皆を巻き込み自分たちで決めさせる。
4)次は、自立。 【全文(有料会員様)】(4月1日)
居酒屋で働くことにコンプレックスを持っている。
5)油断、昨年3月から売上ダウン。 【全文(有料会員様)】(4月2日)
嵐が去った時は強くなれる。
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