福岡も外食から日本を元気にする活動スタート。

　福岡の外食店１３５店の経営者の勉強会「イコウ会」が中心となり、「福岡DEないと！！」という組織を結成。毎月１３日を「いざ！外食の日」と定め、飲食を通じて福岡から九州を、そして日本を元気にしたいと活動を始めました。

　かわいい犬のマークのステッカーを消費者が２００円で購入し、毎月１３日に加盟店でそのステッカーを提示すると各店毎のお得なサービスが提供されるというものです。ステッカーの代金の一部は、財団法人九州盲導犬協会へ寄付し、盲導犬の育成に役立ててもらおうというものです。

　この１２／１３（日）が初の「いざ！外食の日」となります。

　東京でも今年1月、アクアプランネット福政惠子氏、カフェ・カンパニー楠本修二郎氏など外食経営者により、不況の東京を食を通じて元気にしたいという「東京もっと元気に」プロジェクトが行われています。こちらは寄付金付きバッジを５００円で販売し、加盟店でのイベント開催時にバッジを提示すると、お得なサービスが提供されます。

　１１月は、とりわけ厳しい月でした。街場の飲食店経営者にも聞く、街角景気調査では、大幅な景気ダウンとなり、ワタミでは既存店売上高１３．５％減、好調だったマクドナルドも既存店で６．０％減です。２桁減が当たり前の状況です。

　しかも１２月のボーナスは大幅ダウン。東証１部に属する大手企業２１８社では１３％減と発表されています。中小企業ではさらにダウン、出ない企業もあるようです。忘年会需要に暗雲が立ち込めています。しかも今年はカレンダーが良くない。

　待ちでは、景気は回復しそうにありません。消費者を刺激する行動を、１店では出来ない大きな活動を団結して起こす必要があります。

　各地で行われる外食発の景気刺激活動を教えて下さい。どんどん紹介させていただきます。互いに刺激しあいましょう。まずは、皆で行動しましょう！

（安田 正明）
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