フードリンクレポート


札幌のブッとんだクラブ「アルズ・バー」。
〜かっこつけるな! お客様に喜ばれる地域一番店を目指せ〜(7−1)
大山 敏行氏
株式会社イーストン 専務取締役

2010.3.8
米国大好きの大山兄弟は、1986年5月に札幌ススキノに「アルズ・バー」をオープン。前衛的クラブとして一躍注目を浴びた。しかしもっとたくさんのお客様に喜んでもらいたいと業態を転換。現在、イーストンは「イタリア居酒屋 クッチーナ」「焼鳥ダイニング いただきコッコちゃん」など大衆向け31店舗を札幌、仙台、首都圏で展開している。弟で専務の大山敏行氏にインタビューした。7回シリーズの1回目。


企業理念と共に大山専務。

札幌のブッとんだクラブ「アルズ・バー」

 イーストンは、大山兄弟の父親が経営する札幌の不動産管理会社の外食事業としてスタート。1986年5月に1号店を成功させた後、1990年7月に現在のイーストンに社名を変更した。兄は代表取締役社長、大山泰正氏。2歳年下の弟は専務取締役、大山敏行氏。

 兄の大山秦正氏は大学時代にバブル期に向かって経済が成長していく東京を楽しんだ。ディスコを借り切ってパーティーを仕切ったり、当時ディスコ「ネオジャパネスク」(東京・六本木)など話題店を次々に出店していた株式会社マインドで黒服として働いたり、新店の立ち上げを手伝ったりしていた。大学卒業後は好きな米国で好きなレストランを回って過ごした。
<続く>

【取材・執筆】 安田 正明(やすだ まさあき) 2010年2月3日取材

【全シリーズ】
1)札幌のブッとんだクラブ「アルズ・バー」。 【全文(有料会員様)】(3月8日)
バブル期の六本木「ネオジャパネスク」出身!
2)2店目は60年代と90年代をミックスしたダイナー。 【全文(有料会員様)】(3月9日)
キャデラックをカウンターに、セスナ機を吊りあげた!
3)20代女性とオジサンが共存するイタリアンでコケる。 【全文(有料会員様)】(3月10日)
霞ダイニングにある、北海道食材を使ったリストランテ「ミア・アンジェラ」!
4)カッコイイを捨てたらヒット業態が誕生。 【全文(有料会員様)】(3月11日)
居酒屋という枠組みにイタリアという布をかけて「イタリア居酒屋 クッチーナ」!
5)東京への足がかりとして仙台出店。 【全文(有料会員様)】(3月12日)
スタイリッシュなイタリアン「ミア・アンジェラ」で仙台に乗り込む!
6)2007年9月、東京進出。 【全文(有料会員様)】(3月15日)
「焼鳥ダイニング いただきコッコちゃん」は船橋ららぽーとにも出店!
7)お客様・従業員・お取引先と感動を共有できる企業創り。 【全文(有料会員様)】(3月16日)
売上目標に達したら、イエーイと仲間と楽しむ!

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