・スーパーの不味い激安弁当に外食が負けるわけがない
日本の景気が沈んだままである一因は、不況で企業の売り上げが上がらないと、給料・ボーナスが減って、消費に使えない。なので、消費を促進するためにメーカー、小売は値下げをする。そうなると商品は売れても、企業の売り上げは伸びず、利益も上がらず、給料も上がらない。だから、また値下げをするという、デフレスパイラルに陥ったからだ。
ついには、スーパーで200円を切る、190円の弁当までもが売られるようになってきた。
「さすがにそこまで値段を下げたら、食べてもおいしくないです。今は安いのでお客さんが飛びついていますが、そのうち売れなくなるでしょう」と語るのは、いちよし経済研究所企業調査部第一企業調査室長・主任研究員の鮫島誠一郎氏だ。
外食企業アナリストの鮫島誠一郎氏。
鮫島氏はそこに、外食のチャンスがあると考えている。
<続く>
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