池袋では2009年後半、10月30日東口にヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」、11月27日西口に「エソラ池袋」が相次いでオープン。東口にも西口にも、大型商業施設が新しく登場した。両施設とも駅直結であり、若者、ファミリーを取り込もうと、レストラン街には渋谷・青山・恵比寿あたりのテイストの店を出店させている。しかし、それはカジュアルダイニングではあっても、池袋という土地柄、またデフレ時代でもあり、ランチに強い価格的にこなれたセカンドラインが展開されていることに特徴がある。8回シリーズの第1回目。
エソラ池袋 エントランス。
・エソラ池袋はスウィート系ショップを集めた商業施設
2009年11月27日池袋駅西口にオープンした「Esola(エソラ)池袋」は、東京メトロ有楽町線改札から直結する商業施設。東京メトロとその100%子会社で商業施設の開発・運営を行うメトロプロパティーズが、共同で開発した。
「エソラ池袋」は地下1階〜地上9階の白と黒を基調としたモノトーンのビルで、池袋初出店を数多く集めた高感度空間。ファッション、雑貨、レストランなどが約40店を集積し、池袋西口の新しいランドマークを目指す。
エソラ池袋 外観。
<続く>
【取材・執筆】
長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ) 2009年12月28日執筆