フードリンクレポート


三越跡にヤマダが入居。体験コーナー充実した基幹店。
〜エソラ、ヤマダ電機のオープンで、池袋にカジュアルのセカンドラインが興隆(8−5)〜

2010.1.27
池袋では2009年後半、10月30日東口にヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」、11月27日西口に「エソラ池袋」が相次いでオープン。東口にも西口にも、大型商業施設が新しく登場した。両施設とも駅直結であり、若者、ファミリーを取り込もうと、レストラン街には渋谷・青山・恵比寿あたりのテイストの店を出店させている。しかし、それはカジュアルダイニングではあっても、池袋という土地柄、またデフレ時代でもあり、ランチに強い価格的にこなれたセカンドラインが展開されていることに特徴がある。8回シリーズの第5回目。


ヤマダ電機LABI1 日本総本店池袋。

三越跡にヤマダが入居。体験コーナー充実した基幹店

 一方、池袋駅東口の三越跡に10月30日オープンした、ヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」は、同社としては最大規模の店舗で、家電のみならず、音楽・映画などのソフト、おもちゃ、本、ブランド品、時計、食品、日用品、薬品なども一部売る、総合量販の要素も加えた店舗だ。

 レストランフロアーも7階にある。ヤマダ電機の店舗でレストランフロアーを持つのは、群馬県の大阪府豊中市の「LABI千里」、高崎市のヤマダ電機「LABI1高崎」に次ぐ3店目で、東京では初めて。なお、「LABI」はヤマダ電機の都市型大規模店舗のブランド名。


7階レストラン街のラインナップ。
<続く>

【取材・執筆】 長浜 淳之介(ながはま じゅんのすけ) 2009年12月28日執筆

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